実際、【唐辛子(トウガラシ)】は健康に良いの?悪いの?

唐辛子(トウガラシ)が使用された、辛い料理を日常的に食べる人は、

そうでない人に比べて長生きする傾向があることが、

北京大学やオックスフォード大学などの共同研究によって明らかになっています。

 
 

しかし唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」という化学物質には、毒性があるということが認められており、

ヨーロッパの国の中には、キムチの輸入はしないという決定をして、

カプサイシンの毒性成分に注目している国もあるようです。

 
 

いったい「唐辛子」は、健康に良いのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?

 

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実際、「カプサイシン」には致死量というものがあり、

カプサイシンは唐辛子を日常的に食べる韓国においても、この成分は毒性があるということが認められています。

 

人間が体重1kgあたり60~75mgに相当するカプサイシンを摂取すると死に至る可能性があります。

 

ただし、カプサイシンは唐辛子1gあたりに約3mgしか含まれておらず、

最低でも1kgの唐辛子を食べないと致死量に至ることはないとのことです。

 

乾燥した唐辛子のカプサイシン含量は1%にも満たないので、特別有毒というわけではないようですね。

 

摂取量をしっかりと守っていれば、

問題となることは、まずないでしょう。

 
 

そして、

唐辛子の効能は完全に解明されているわけではありませんが、

脳を刺激して副腎髄質ホルモンの一種であるアドレナリンの分泌を活発にします。

 
 

アドレナリンは全身にさまざまな作用があり、発汗を促進するほか、

心拍数を上げたり、エネルギー源であるブドウ糖の血中濃度を上昇させたりします。

 

その結果、

肥満を防ぐ、体内に有害な酸化物が蓄積することを防ぐ、炎症を抑える、

また、抗がんなどの作用が報告されています。

 

 

 

しかしこの刺激によって生じる脳のストレスが、カプサイシンが脳機能にもたらす問題とする説もあります。

 

この脳のストレスがアドレナリンの分泌を引き起こすがために、

結果として精神障害につながることがあるようです。

 

とにかくカプサイシンの摂取量はしっかりと守るようにして、

できるだけ脳に負担となるような状況を避けるようにしたほうが良さそうですね。

 

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そのほか、唐辛子やカプサイシンの摂取は、

少量であれば胃粘膜血流の増大などをもたらし、胃の粘膜を保護し、良い効果をもたらすようですが、

逆に多量であれば胃粘膜損傷が引き起こされる可能性があるようです。

 
 

また、発汗作用から体脂肪燃焼、ダイエットに良いと言われていますが、

それを科学的に証明するデータはまだないようです。

 
 

ただ、中国の北京大学公衆衛生大学院の研究チームが

イギリスの医学誌「BMJ」に発表した研究結果によると、

 

「辛い料理を週3回以上食べている人は、

週1回未満の人と比べると、

死亡リスクが14%も低い」

ということがわかったそうです。

 

この結果に男女差はなく、

アルコールを飲まない人は特に死亡リスクに大きな差が見られているとのことです。

そして、死因別に見ると、がんや心臓病、肺炎などの呼吸器の病気のリスクが低くなっているようです。

 
 
ただし、

辛い料理を食べると死亡リスクが低くなる理由は、

唐辛子に含まれるカプサイシンの作用によるものではないかと推測されていますが、

 

研究チームは、

「死亡リスクの低下はカプサイシンによるものと断定するのは時期尚早」と述べています。

 

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このように、

唐辛子に関しては、多くの国で様々な研究がされており、

その研究結果も多様に存在することから、

 

一概に、

 

唐辛子は「健康に良い」とも「健康に悪い」とも結論付けることは容易ではなさそうです。

 
 

ただ間違いないことは、

どんな食材も過剰に摂取すれば人体に害を及ぼします。

 

唐辛子も、食べ過ぎずに適量を守れば健康に良い部分もたくさんあるので、

少量を美味しくいただいて、辛みを楽しんだり体を温めたりして、

 

健康な食生活にに活かしていきましょう!

 

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健康, 知識

Posted by mg